久しぶりに業界で知り合った社長3人に業界情報をとろうと思い連絡を取ってみた。
そのうち2件は廃業で、もう1件は商売繁盛で新規受注を受けられない状況とのこと。
10年くらい前からそうなるのではないかと思っていたが、その通りになっていた。
業界とは皮革業界である。
どこにこの違いが出てきたのか?
廃業した2件は、当時からの口癖が「景気が悪い、仕事が入って来ない」だった。
商売繁盛中の残り1件は、「このまま待っていてはダメなので新しい技術とデザイン力開発に力を入れてゆきます」と目を輝かせていた。新しい人材を投入し、アトリエをリニューアルして同時に新しい設備を導入していた。その頃は既に斜陽産業と言われていた皮革業界で、「こんなにお金を使って大丈夫か?」と周囲は言っていたものだ。
そして10年経った今、新規受注は最低でも1ヶ月待ちの状況となっている。
「常に創意工夫と前向きの姿勢を保っていれば自ずと道は開けてくる」という例を地で行った成功企業だ。
事業を運営する身として、今日の電話連絡は大いに励みとなった。
「景気が悪い、仕事が入って来ない」は事業者にとっては禁句だ!!!
ランキング挑戦中励みの応援クリックをお願いします。