2015年01月23日

イスラム国誘拐事件

現在イスラム国の囚われの身となっている後藤さんと湯川さんに対してさまざまな意見が出されている。

一番多いのは「自己責任」という意見だろう。後藤さん自身が、”何かあったら自己責任”と「言っているらしいので、ある意味それは当然かもしれない。しかしこの事件解決にはあまりにも複雑で大きな壁が立ちはだかっている。

これまでの公開された情報によると、この2人が処刑対象となった最大の原因は日本がイスラム国に対する軸足をアメリカを中心とする西側諸国の側に明確に置いたというところではなかろうか?

過去の日本の対中東例えば反米国家グループのイラン、イラク、シリア、パレスチナ等に対する立ち位置は西側諸国サイドではあったものの、何かの事件があったとしてもその時々でノラリクラリと明確に意思表示をしなかった例が多々あった。それが西側諸国、とりわけアメリカを苛立たせたのも事実だが・・・・。

その軸足を置いた場所の良し悪しは別にして、このお二人が無事に解放されることを祈りたい。

そして解放された後でも、政府が中東に駐在あるいは居住している日本人の方々が安心して活動出来る環境を早急に作って欲しいものだ。

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