2015年01月14日

終末医療

過去2年で2回の終末医療を経験した。

一つは延命でもう一つはホスピス。

結果から言うと、自分の場合はホスピスで最期を迎えようと思う。

延命の場合、ベッドに伏せてから経管栄養ーリハビリー胃漏ー最後という経過をたどった。その期間約1年半。その間、ベッドに繋がれて自由を奪われ当人はかなり苦しんだ。

ホスピスの場合、ベッドに伏せてからは食べられる物と水分だけを摂取し徐々に衰弱していった。その間特別な治療をする代わりに当人が快適に過ごせるようにスタッフが献身的な身の回りの世話してくれる。ベッドに伏せてから亡くなるまで6日間。

日本の医療現場では延命措置が当たり前のようになっているようだが、そろそろ真剣にこれが必要かどうかを議論すべきではなかろうか?

この問題には多くの、そしてさまざまな考え方や状況が絡んでいるので簡単には答えは出せないだろうが、自分がベッドに伏せる立場になったら誰が何と言おうと、延命措置は拒否するつもりだ。

体中に管を通されてベッドに繋がれてまで生きながらえたくない。

強力痛み止めか体を気持ちよくさせる薬さえあれば、それで十分だ。

ランキング挑戦中励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング



この記事へのトラックバックURL