2014年12月02日

”不可解衆議院選挙”公示!!!

今回の選挙は二つの観点から歴史に名を刻むこととなるだろう。

一つは単純に解散理由が実に“不可解”だということ、そしてもう一つはこの選挙が日本の将来図の分かれ道になる可能性が大だということだ。

自民党が示している将来図はかなり現実的で明確だ。

経済再生、自主憲法制定、当面の日米同盟堅持(半植民地継続)、軍備の充実、日本の伝統的価値観の再評価と復活、そして自民党的民主主義を確立することにより国民を飢えさせず、また国際的争いごとに巻き込まれない国を作ろうというところか?これまで安倍政権が実施してきたアベノミクスは成功しているかいないかは別にして、経済再生のための具体策であったことは間違いない。

他方、民主党をはじめとする野党各党はそれぞれ将来図やビジョン的な代物を出してはいるものの、批評家的な意見の域を超えていないし、またアベノミクスに対しては批判はするもののそれに対する具体策を示していない。

要するに問題はこれら野党各党が自民党のアベノミクスをはじめとする諸々の政策と将来図に対して、さらに優れた対抗案を何も出せないところにある。

本来であれば野党の仕事とは与党が実施している政策や国のビジョンをチェックし、それよりもさらに良い対案と具体策を用意しておかなければならない。

現状のまま進んでいった場合、大きな確率で自民党が勝利するだろう。

アベノミクス砲を合図に自民党が示している将来図に向かって突き進んで行くのだろう。

あたかも大東亜共栄圏という将来図を実現させるために真珠湾攻撃で日米開戦に突入し、華々しい初戦を飾った大日本帝国のように・・・・・・・。

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