ルーミートが美味い理由として以下のポイントが挙げられる。
1.脂肪の無い筋肉の塊なので肉本来の旨味が詰まっている。グリルあるいはステーキにすると分かるのだが、火が通ってくるとお肉の芳ばしさが漂ってくる。
2.歯ごたえがたまらない。軟らかいのだが、腰のある軟らかさ。これはカンガルーだからこそ味わえる歯ごたえ。
3.食べた後の脂肪がまとわりつかないスッキリ感。
ここでカンガルー肉の歯ごたえについて述べると、野生で運動量が豊富なこともあるが、捕獲と屠殺方法にも由来しているとのことだ。
カンガルーの捕獲は夜間に行われ、しかも射撃の名人によって一瞬のうちに頭を撃ち抜かれる。
屠殺される瞬間まで恐怖感を感じない、つまり恐怖による筋肉硬直がおきない。
そして筋肉硬直が起きないことで肉になっても自然のままの軟らかさを保っていられると言われている。
さらにオーストラリア大地の野草を食べ、抗生物質、ホルモン剤、重金属等に汚染されていないことも美味しさの理由の一つだろう。
この美味しさゆえにアボリジニが数万年にわたってカンガルー肉を主タンパク源として食してきたことが理解できる。
不味かったら食用とはならないだろうから。
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Posted by Kangarooman at 22:01│
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