2013年11月06日

食材偽装

食品・食材を生業としている立場から言わせてもらうと、非常にセコイというか残念な事件だ。

偽装してどのような得があるのだろう?

強いて言えば目の前の利益は少し獲得されるかもしれない。それも「バレなければ」という条件付きだが。

しかし「バレた」場合のリスクは計り知れない。
そういった計算さえできないのだろうか?

というか今回はバレたので大騒ぎになっている。

これまでの偽装と大きく異なるのは名前の知れたホテルやデパートが中心となっていることだ。ただでさえホテルで出される食べ物は高いと相場が決まっていて、そこで飲食する客はホテルだから良い雰囲気のもとで美味しい物を食べようとして通常より高い料金を払っている。

そして高級食材を使用したとの謳い文句で普通の2〜3倍の料金を徴収している。

この事件は、偽装した側に責任があるのはもちろんだが、消費する側の姿勢にも問題があるのではないか?要するにブランド崇拝志向の心理を巧みに利用された。

「〜産の特別な食材を崇め奉るかのごとき姿勢で購入あるいは食する。」

グルメと飽食の行き着く先に辿りついた先が偽装では笑い話にもならない。

これまではグルメと飽食の行き着く先は生活習慣病とメタボだったのだが、これからは偽装も追加されそうだ。

私達が消費者としてもっと賢くなり質素倹約・シンプルライフを目指せば、おのずと食材偽装などのマヤカシはなくなるのでなかろうか?

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この記事へのコメント
カンガルーマン様

ご無沙汰しております。ルミナこと中谷太一です。
以前、空手の指導員をしていた時、千葉で一度カンガルーマン様にお会いさせて頂いたことがあります?(覚えていらっしゃいますでしょうか?)

鬱病になり道場を閉鎖し、3年ほどしてようやく向精神薬を断薬することができ、日常復帰を果たすことができました。

やはり、健全な精神は健全な肉体からということで、最近ブラジリアン柔術を始めました。

ブラジリアン柔術の師範からパレオダイエットを勧められ、最近はそのレシピに沿った食事を続けております。

低脂肪、高たんぱく、グラスフェッドの肉をイメージした時、以前頂いたカンガルー肉のことを思い出し、メッセージさせて頂きました。

また後日カンガルー肉を注文したいなと考えております。

facebookもやっておりますので、もしカンガルーマンさんがfbをされていたら教えて下さい。

Posted by ルミナ at 2013年11月22日 16:57
ルミナさん、
ご無沙汰です!ブラジリアン柔術ですか。いいですね。最強の格闘技といわれてますね。しなやかで無駄な贅肉のない筋肉を作るには、カンガルー肉は最適です。64歳になった今でもビーチバレーを続けられるのはカンガルー肉のおかげだと思っています。

FBもやっていますよ。友達のほとんどはビーチバレー仲間ですが・・・・(笑)検索してみます。

競技は違っても同じアスリート同士として、これからもよろしくお付き合いください。
Posted by カンガルーマン at 2013年11月24日 23:21