期待したのだけれど・・・・・、カンヌ映画祭に出品されたとかで。
オリジナルの「切腹」には足元にも及ばない出来栄えだった。
映画祭の選考から漏れたのもうなづける。
重厚に重くという意図はみれるものの、演技も何もかも全てが抽象的な表現だが非常に”軽い”。
一命という重いテーマなのだからそれに見合ったキャスト、演出、演技が求められるだろう。
オリジナルの切腹を観たものにとっては実に物足りない作品だった。
まあ、シニア割引の1000円入場券だから文句は言えないが・・・・。
映画はその時の世相を反映すると言われるが、今の世の中が底が浅く軽い社会だということの裏返しなのかもしれない。
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