2008年09月26日

小泉元首相引退

これは驚きのニュースだった。

小泉首相を評価し、また今後の活動を期待していただけにビックリしたと同時に失望した。

出来れば取りあえず休憩といった感じでいて欲しいものだ。

小泉改革の下で、郵政民営化、独立行政法人の確立、自民党改革、財政・経済構造改革・・・・数え切れないほどの改革に手をつけ、変化を起こそうとしてきた。

カンガルーマンはこうした改革の流れを起こした小泉元首相を評価し、応援してきた。

しかし、これらの改革はほとんどが道半ばである。やり遂げないことには意味がない。やり遂げなかったら、むしろやらなかったほうがまだましだ。大きな時間とエネルギーの無駄使いとなってしまう。

昔、55年体制を壊し首相になった細川元首相は途中で政権を投げ出し、そして最後には政治家を引退した。彼の場合はそれほど大きな影響力もなかったし、やめても大勢に大きな衝撃を与えることはなかった。

しかし小泉元首相は改革の流れを作った張本人であり、しかもこれらの改革は中途半端の状況だ。

安部元首相はこれらの改革を引き継ごうとしたが、首相の座を途中で放り投げ、福田前首相は改革を引き継ぐのか止めるのか分からないままに、またまた首相の座を放り投げた。

そして、今度は張本人が政界を引退だと!

これって、「社内構造改革だ!」といって社長が率先してプロジェクトを立ち上げ、これまでの会社の社風を変えることから始め、役員を入れ替え、企画・開発部門の予算を減らし、事業部制を立ち上げ、管理職の数を減らし、社員にノルマ制やインセンティブ制を導入し、販売店や顧客政策を変えたりしてあしこちイジリ、会社の形態を変えている途中で「俺はこの方向が正しいと思っているけど、反対するやつが多すぎるから、やーめた。ついでに社長もやーめた。あとは勝手にやってくれ。」と言って隠居してしまうワンマン社長みたいな感じだ。

国のトップまで上りつめたお方だから、こんなに単純な構図ではないのだろうが、それでも明日の金策に走りまわっている零細企業経営者や庶民の目にはそうとしか見えない。

本当に国の事を思い、将来の日本の事を考えているのなら中途半端で終わらさず、自分の頭に中に描いたビジョンを実現して欲しいものだ。

引退会見ではっきりと、「私は一旦政治家という立場から身を引きますが、私が手がけた小泉構造改革をはっきりとした形に残し、まだ終わっていない部分を完成させるために今後とも日本のために働き続けます。」と言ってほしいものだ。

そして、具体的ビジョンと実現のためのステップを開示した後、引退宣言をすべきであろう。

これが出来ないなら、2代目ボンボンの口達者な政治屋との批難を受けても反論できないのではないか?

今後の政治と小泉元首相の動きには注視してゆきたいカンガルーマンだ。

このまま趣味の世界に入り悠々自適の老後を過ごすのか、あるいは議員としての立場を離れて政治活動を続けてゆくのか?

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング 



この記事へのトラックバックURL