2007年11月26日

いい加減な個人情報保護法

以前の記事でも言及したのだが、また電話がかかってきた。

今度はカミさんが電話をとったのだが・・・・。

「女の人から電話がかかってきてるわよ。あなたのファーストネームで呼んでるけどだーれ?」
「ん!?」
電話に出ると、
「Shinさんですか?」
「ええ、いや、ハイそうですが」
「こちらxxx結婚相談所のxxですが。」
「は?」
「ただいま50歳以上の独身男性向けキャンペーンをやっております」だと。
「いや私は独身じゃありませんよ。ちゃんと結婚してますよ。電話を取ったのが妻です。」
「ええ!?でも・・・・」
「ってなんですか?どうやって家の番号と私が独身だと分ったんですか?」
「いや、あのここにリストがあって・・・」
「何のリストですか?」
「ごめんなさい」でガチャンだった。

要するに区役所の住民票にカミさんの名前が外国人ということで併記されていないことに問題がある。

区役所の言い分は、外国人の場合、外国人登録票があるので住民票に記載されないのだそうだ。

しかし、それは行政上の問題だからすぐに是正するのは大変だろうが、どうして住民票の内容が民間の結婚相談所の手に渡っているのだ。

行政は何か彼らに都合の悪いことがあると個人情報保護のためにという理由で
情報を隠蔽するのが常套手段だが、こういうところはザルのようだ。

民間業者が他人の住民票を入手して、それを元に商売することがまかり通るなんて、これこそが行政の怠慢ではないのか?

こんど同じような電話がかかってきたら録音して警察に届けようと思っている。

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。

ブログランキング



この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
そんな情報が流出が簡単だなんて、恐いですね!

でも、警察にいってもグルだったりして・・・
ありえないこともなさそう?!
Posted by イヴォンヌ at 2007年11月27日 20:54
イヴォンヌさん、こんにちは。
私達民間には個人情報についてかなりうるさく締め付ける行政ですが、彼ら自身がいい加減なところを見るにつけ行政不信が出てきます。
Posted by カンガルーマン at 2007年11月28日 12:45