長かったけど、アッという間だった。
今日が独身生活最後の日。カミさんが明日オーストラリアから帰ってくる。
嬉しいような、しかしこの独身生活が名残惜しいような複雑な気持ちだ。
この1年、本当に独身時代に戻ったような生活をしてきた。好きなときに起きて、寝て、遊びに行って、仕事してといった感じだ。朝出かけるときも帰りの時間を考える必要が無い。また夕方になっても家に帰る時間を気にする必要が無い。
この開放感は何事にも変えがたい気持ちだった。
全てが・・・・三昧といった生活の連続ではなかったか?
特に好きなビーチバレーに関していえば、誰にはばかることなく三昧だった。
カミさんとの会話に関していえば、スカイプのお世話になりっぱなしだった。これが無かったら結構精神的に不自由していたのではなかろうか?
朝食を食べながらほぼ毎日スカイプで話をしていたのでカミさんの存在が身近に感じられたからだ。
昔と違って、便利な道具があるだけに一人暮らしでも物質面からは何の不自由もしなくなっている。洗濯一つをとってみても、衣類を洗濯機に放り込んであとは乾燥機に入れておけば終わる。食事にしても電子レンジに始まって惣菜、弁当、便利食材、外食レストラン、定食屋と何でも揃っている。
PCにはカメラがセッティングしてあるので食事をしながら、同時にカミさんの顔を見て話ができる。
まあ、何と便利な世の中になったもんだ。
こうした文明の利器を活用して、数年に一回ぐらいの周期でお互い独身生活を送る仕組みを提唱したい。
最近、熟年離婚だとかなんとかいろいろ話題になっているが、独身生活を試してみることでお互いの良さを見直す機会となるかもしれない。
場合によっては、そのままずっと独身というリスクはあるものの・・・・・。
一年近く離れていたので、また一緒に生活するとまどいもあるだろうが徐々にアジャストすることになるのだろう。