2007年08月16日

一体何が起こってる!?

カンガルーマンは仕事柄、為替の動きには極めて敏感だ。

米国の住宅金融問題をキッカケとした株暴落と円高の動きは異常だ。特に為替の動きは過去25年で経験した事の無い状況だ。

カンガルーマンが毎日チェックしているのは米ドルではなく、豪ドルなのだが過去3−4ヶ月の動きは尋常ではない。

4月の始めは90円前後だったレートが7月には109円位まで上昇、そして今日現在でまた90円となっている。つまり数ヶ月で20円近い変動があったということだ。

これは豪ドルだけでなくユーロ、イギリスポンド、カナダドル、ニュージーランドドル、スイスフラン等も同様の動きを見せている。
http://quote.yahoo.co.jp/m3?u

先に述べたようにこれほどの急激な変動は過去25年で経験した事が無い。

イラク戦争によるアメリカの経済的疲弊、中国・ロシアの経済的台頭、原油価格の上昇、工業製品のダブツキとさらに狭まる世界市場、枯渇しつつある天然資源、中東情勢のさらなる不安定化等・・・・。さまざまな要因が重なって株と為替の動きに跳ね返ってきているのは確かだ。

為替の動きはカンガルーマンにとって死活問題であるが故に、ありとあらゆる可能性を考えて仕事の枠組みを作りあげているのだが、今回のような急激な変動には手の打ちようがない。

強いていえば、ああでもないこーでもないと将棋を指すみたいに考えて、結局予想が外れて「アレー!」ということになってしまう。

取敢えずは円高はカンガルーマンにとっては都合がいいので正直なところ「ホッ」としているのだが、仕事の内容によっては青い顔をしている人達も沢山いるのだろう。

それにしても、この異常な動き・・・、私達一般庶民の誰も知らないところで何かが起こっているような気がしてならない。

いや、為政者達でさえ把握できない状態ではなかろうか?

この資本という魔物が勝手に暴れ始めてしまったのか?

何かがおかしい・・・・???

”ノホホン”とビーチバレーにうつつをぬかしている場合ではないかも・・・・?

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この記事へのコメント
こんばんは、カンガルーマンさん。

今日、東京に行きました!
時間がなくて、お会いできなかったのが残念です。

さて
為替。自分が関わったことがないからか、まったくわからないです。
円高は、輸入する業者さんには助かる。同じ1ドルの飴も円高で買えば、安く買えるから。 あってますか?
Posted by eriko at 2007年08月17日 00:00
erikoさん、おはようございます。
ありゃ、それは残念。今度お出での際はあらかじめ日程をお知らせください。
あってますよ。私の場合、オーストラリアから毎月大量の商品を輸入してますから円高だと、仕入れ値段が低くなりますから利幅が大きくなります。円安だと、その逆で大変になります。したがって自分のことだけ考えれば円高大歓迎です。
Posted by カンガルーマン at 2007年08月17日 08:49
なるほど! ほっ。
Posted by eriko at 2007年08月17日 12:21