2007年03月29日

食べてみたい

陸のシャコ・・・Witjuti Grub (ウイッチティ グラブ)
アボリジニの主蛋白源の一つ。

Witjuti Grub Rice
これはBunya Cookbookという本から抜粋した写真で現代風に調理されているウイッチティ グラブ入りチャーハン。

食材は:ウイッチティ グラブの他に、ズッキーニ、トマト、コーン、マッシュルーム、グリーンピース、青ネギそしてウイッチティ グラブ
調味料としては:
ネーティブペッパー、唐辛子、醤油



Witjuti Grub
これはウイッチティ グラブの炭火丸焼き。

見た目はそれほど気持ち悪くない。

味は、チーズとナッツを足して割ったようで非常に芳ばしい香りがして本当に美味しいとのことだ。

栄養的には蛋白質と不飽和脂肪酸が豊富で非常にヘルシーな食材だ。


オーストラリアのブッシュフードの権威でありシェフでもある、Vic Cherikoff氏はこれは無脊椎動物で、エビ等の海の無脊椎動物は好んで食べられているのに陸の無脊椎動物にも目を向けるべきと強調している。

私達日本人はナマコやシャコ等を好んで食べているが、異文化の人たちにはとんでもない食材として目に映っているのだろう。

さまざまなエスニックな食文化にもっともっと目を向けることで食に対する偏見を取り除けば、世界には私達が知らない珍味・食材が多く存在することがわかる。

オーストラリアに旅したら絶対食べてみたい食材だ。

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この記事へのコメント
カンガルーマンさんこんばんは!

写真をみて「ひゃ〜」と思いましたが、味がチーズとナッツに近いなら案外食べれそうな気がします。これこそ「汚染されていない食べ物」なのですしね。(生はちょっと無理かもしれませんが…)

両親は小さいころ蜂の子を生で食べていたというので、きっとそれと同じ感覚のでしょうね(笑)

でも本当の「ゲテモノ」は、添加物やら薬漬けの食品なのでしょう。
Posted by kana at 2007年03月29日 21:02
kanaさん、こんにちは。
>両親は小さいころ蜂の子を生で食べていた

多分そうだと思いますよ。あとイナゴとかも食べますよね。

>本当の「ゲテモノ」は、添加物やら薬漬けの食品

私達の世代が加工食品を食べ始めたのは小学校を卒業するころだったように記憶しています。最初にインスタントラーメンを食べたのは中学校3年生でした。ところが後の世代の人達は生まれた時から加工食品に囲まれていたわけで、健康との因果関係はこれからはっきりしてくるのでしょう。何も問題が無い事を祈るばかりです。
Posted by カンガルーマン at 2007年03月30日 17:08