カミさんが受け継いできたクリスマスディナー。
食事が並べられるのを待つテーブル。
食器、蝋燭立て、シルバーウエア等全てが母親から受け継いだものだ。
オーブンから出てきたばかりの七面鳥。
切り分け作業は昨年から息子の仕事。
切り分け作業に欠かせない、ゾーリンゲンのブッチャーナイフセット。
カミさんの父親から、カンガルーマンに受け継がれ、去年から息子に移された。
ホワイトミートとマッシュポテト。
ダークミート、スタッフィングそしてグレービーソース。
盛りつけられた七面鳥、マッシュポテト、サラダ、人参、クランベリーソース。
こうして2010年のクリスマス行事が終了。
そして向こう数日は残った七面鳥を中心の夕食が続くのだろう。
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先日、築地本願寺の紫水という日本料理店に行った。
そこで見かけた本。
まだ中身を全部読んでないのだが、というよりも必要にならなければ読まないだろう。
それでも購入した。
購入した理由は、著者の長嶋 博氏(現紫水専務取締役料理長)によると、この本に書かれている内容は、昔の日本人にとっては当たり前の常識だったとのことだったからだ。
目次に目を通してみると、戦後生まれの者にとってはなるほど全く未知の世界だ。
●目次
1章 祝儀・不祝儀の献立と料理(本膳形式の婚礼料理
現代風婚礼会席
本膳形式の精進料理
精進の法事会席
祝肴一品集)
2章 祝儀・不祝儀の演出と仕来り(祝いの装い むきものいろいろ
祝儀に用いる道具と器
仕来りをふまえた水引と和紙使い)
3章 祝儀・不祝儀の知識ともてなし(結納・婚礼
正月祝
お喰い初め
初節句―上巳の節句と端午の節句
賀寿
その他の祝
法事の心得)
4章 祝儀・不祝儀の言葉と素材
私達日本人はいつの間にか生活に根差した伝統や習慣を、いつの間にか捨ててしまったのかと思い知らされる本だ。
家庭に1冊常備しておく本としてはお薦め。
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茹でたヒツジの内臓(心臓、肝臓、肺)のミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹るか蒸したプディング(詰め物料理)の一種。さまざまなバリエーションが存在するが、内臓としては主として肝臓が使われ、心臓や腎臓を使う場合も多い。胡椒などの香辛料を使うことが近年、一般的となっている。
こってりしており、スコッチ・ウイスキーとともに供せられる。ウイスキーを振りかけて食べることも多い。1月25日の「バーンズ・ナイト(Burns's Night)スコットランドの詩人、ロバート・バーンズの誕生日)ではバグパイパーに率いられた一団によりハギスとウイスキーがもたらされ、バーンズの作詩した『ハギスに捧げる詩』(Address to a Haggis)を歌い上げる儀式を執り行い、伝統的なメインディッシュとして供される。
スコットランドでは一般的な食べ物で、肉屋で入手が可能。近年では動物の胃袋の代わりにビニールで包んだ商品や、缶詰などもあり、ベジタリアン用の野菜で作られたハギスも存在する。
但しハギスに限らず、動物の臓物料理は古今東西を問わず各民族において一般的であり、好悪は調理法・味付け(スパイスワーク)によるものであることが多い。
と解説してあった。
男だけが集まった硬派な晩餐会。
気持が引き締まる。
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マカデミアナッツ
Macadamia Nuts
マカデミアナッツ、一般的にはクイーンズランドではクイーンズランドナッツそして米国ではハワイアンナッツと呼ばれていますが、は栽培されることで種を保護してきた素晴らしい例です。2つの種類(Macadamia integrifolia とmacadamia tetraphylla)が、現在オーストラリアで広く栽培されており、ニューサウスウエールズのもともとの原産地域で見られることは非常に稀です。元来自生していたブッシュランドは農業用に整地されてしまいました。整地の過程で、マカデミアの木のみならず他の多くの価値があったであろう植物も消滅してしまいました。この食材の宝庫であった自然環境は多くのアボリジニの生活を支えていたのです。
マカデミアは自生している所ではどこでもアボリジニにとっては重要な食物でしたし、最初の入植者たちも食物として取り入れるのに時間はかかりませんでした。最初のマカデミアプランテーションは1870年にクイーンズランドで、そして1890年にハワイでパイナップルやサトウキビプランテーションの周りにある火山灰の傾斜地に木が植えられ確立されました。それからしばらくして、マカデミアこれまでのパイナップルなどの通常作物に取って代わるようになり、世界にハワイアンナッツとして紹介されました。
マカデミアナッツは脂肪含有量が非常に高く(約70%)、そのほとんどが単不飽和脂肪酸です。これは、動脈が詰まらないようにする効果がありますが、含有エネルギー量が非常に多いので食べ過ぎは禁物です。
ナッツは生でそのままでも、あるいはローストしても食べられます。今では多くの分野、例えばお菓子類、ケーキ等の加工食品等で使用され、さらにマカデミアバターや冷温圧搾されたマカデミアオイル等も製造されています。
マカデミアの木は、2階部分を遮蔽するカバーとしてバックヤードガーデン(裏庭)に適しています。しかし、木の上と下にどういうものが生えているか考慮されなければなりません。木の葉の下で雑草が繁茂してくると、ナッツが熟して地面に落ち始めた時に収集が非常に困難になります。マカデミアが日陰にありすぎると花のつきが悪くなりますが、受粉するオーストラリア産の蜂がいればそれを埋め合わせする事が可能です。オーストラリア産の蜂は、今では花の受粉とナッツ産出を増加させる為に飼養されています。凶暴なヨーロッパ産蜂はオーストラリア産より受粉という面において非効率的でかなり大変です。
マカデミア栽培は長期にわたる仕事です。最初の収穫ができるまで最低でも5年あるいはそれ以上かかるでしょう。しかし、木は長年にわたってナッツを実らせつづけます。19世紀終わりにハワイに植えられた木のいくつかは1世紀過ぎた今でもナッツを実らせています。
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