2010年10月29日

富の配分

中国の国際的影響力が強まるにつれ中国に対する悲観論、楽観論、脅威論がマスコミや世間で論じられている。

ある国の趨勢と将来を占ううえで外してはならない基本がある。

それはその国における「富の配分がどのようになっているかを見極めることだ。」

これがうまくいっていない国で栄えた例がない。

中国本土から来日した中国人が日本に滞在して漏らす常とう句がある。
「日本は中国以上に社会主義的だ。」と・・・・・。

それは日本では比較的に富の配分がフェアーになされているのを実感して発する言葉だ。

こうした観点からみてみると、現在の中国で富の配分がちゃんとなされているかというと疑問符をつけざるを得ない。昨年、中国で最も繁栄していると言われている上海を訪問して、街中をあるいてみてそう感じた。

しかるに公称13億の民に平等に富を配分し、日本人並みの総中流を目指すことがはたして物理的に可能なのだろうか?

否!

不可能だろう。世界の資源が枯渇してしまう。

そう考えると遅かれ早かれ中国の先行きが見えてくる。

多分、あの国は将来大きく分けると3つに分かれるのだろう。

・世界の金持ちクラブ入りを指向する、所謂西欧型民主主義を踏襲し、富の配分が比較的順調に進むグループ。
・経済面よりも民族主義的考え方に重きをなすグループ。
・教条的共産主義を心棒するグループ。

日本にとっては、国が3つに分裂し欧米日と同じような価値観を持つ国が誕生することが最良のシナリオだろう。

そうすることで安心して商売できるし付き合える。

いずれにしても、現在経済発展を続けている中国をはじめ他にインド、ブラジル、東南アジア諸国等で富の配分が公平になされる土壌のある国ははってんするだろうし、そうでない場合はどこかで破綻への道を進むこととなるのだろう。

さて中国はこれからどこへ向かって進むのだろうか?

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング

  

Posted by Kangarooman at 23:32Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月25日

人的資源

最近どこに行っても日本の将来を憂える中年・熟年者の発言に遭遇する。

当たり前で誰でも知っていることだが、日本には一般的に言われるところの天然資源が少ない。

しかしそれを補っているのが人的資源だ。
しかも非常に質の良い高度に発達した資源といっても差支えないだろう。

私達日本人が現在の生活を享受できるのも、この人的資源が豊富にあるからに他ならない。

私達はこの資源を大事に使うべきだし、また育成してゆかなければならない。

会社運営でも同じだ。

お金も、物も大事だが、最も大事な要素は人的資源、しかも高度で良質でなければ意味がない。この資源があってこそお金も物も生み出せる。

戦後の日本が急速に発展を遂げたのもこの資源が存在したからだ。

今からでも遅くない。

私達は国のもてる財産を集中的に人的資源を充実させるために運用すべきだろう。

ただ単に技術力を伸ばすだけでなlく、総合的にバランスのとれたより多くの日本人を生み出すためのシステム作りに励みたいものだ。

さまざまな国の若者たちとも付き合ってみたが、カンガルーマンが付き合っている日本の若者達はみな素晴らしい素質を持っている。

こうした素晴らしい素質を伸ばす手助けをし人的資源を確保することで日本の明るい将来を担保することが可能となってくる。

世の中年や熟年の皆さん、将来を憂えるだけが仕事ではない。

若者たちを鍛え、正しい方向に向かわせることが肝要だろう。

中年・熟年者達こそが自己中で我が儘になってしまっているのではなかろうか?

と思う最近のカンガルーマンだ。

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング
  
Posted by Kangarooman at 22:50Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月20日

国際世論を味方につけろ

このところ対中国問題で世間が騒がしくなってきている。

今日もある会合に出席したのだが、中国のさまざまな理不尽な行いに出席者全員が憤懣やるかたない気分に満ち溢れていた。

特に政府の対応が全ての面で弱腰だという意見で一致していたようだ。

だが、「ちょっと待ってほしい」「強面で出たところで解決するのか?」
というのがカンガルーマンの意見だった。

中国に進出している日本企業をはじめ、経済的に複雑な利害関係が生じている間柄でケンカをしても意味がない。

今回のゴタゴタの直接的原因となった尖閣問題とそれに関連する事態の推移を見守るのが一番大事だろう。

感情の赴くままに強面でケンカしても、結局は損をする。これは個人レベルでも同じことだ。

政府がやらなければならないことは、中国と直接ケンカをすることではなく国際世論を日本の味方につける努力をすることだ。

要するに「日本は良い子で中国は悪い子」というイメージを国際社会に植え付ける作業をやらなければならない。

第二次世界大戦前には「日本は悪い子」というイメージが作られていた。その教訓を生かし、「日本は良い子」のイメージを世界にアピールする絶好の機会を作ってくれたのが今回の尖閣問題であった。

この機会を逃す手はない。

中国政府や民衆がさらなる過激な行動でもとってくれたら天啓のチャンスとなるだろう。

具体的には、その時に感情に溺れず筋を通して冷静に対応するだけでその目的は達せられる。

ここは政府だけでなく私達国民も頭を冷やし冷静に対応することを期待したい。

理不尽な行動が嫌われるのはどの国でもどの文化圏でも共通する基本となっている。

国際的に認知され始めている中国脅威論も活用すべきだし、ありとあらゆる機会をとらえて国際世論を味方につける方法を確立することも国のリーダー達の重要な仕事だ。

戦後からこれまでに作り上げた日本のイメージ「平和主義、勤勉、高い技術力」をさらに洗練させてゆけばおのずと国際世論は日本の味方をしてくれるとカンガルーマンは確信している。

だからこそ、中国がヒステリックな行動で迫ってきた場合には冷静にそして毅然と対応しなければならない。

というようなことを、政府、マスコミ、ひいては日本人が出来るのだろうかとやや疑問に感じているここ数カ月のカンガルーマンだ。

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング

  
Posted by Kangarooman at 23:36Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月14日

チリの救出劇

今回のチリの救出劇では大事なことを学ばせてもらった。

まずは全員が救出されて非常に感激し、嬉しく思っている。

今回の件で学んだことは、以下の通りだ。

1.危機に際しては断固とした規律が不可欠である。
2.強いリーダーシップが要となる。
3.そして希望が存在すること。

上記のどれが欠けても危機を克服することは困難、いや不可能だろう。

そしてこの要素は、家庭、会社、町、市ひいては国といった組織にもあてはまるだろう。

現在の日本を考えた場合、これらの全てが欠落しているように見える。

今回のチリの救出劇から、私達は改めて日本という国の在り方を足元から見つめ直すべきだと思うのだが、どうだろうか?

日本人はあまりにも我が儘になりすぎた。
強いリーダーシップを嫌悪するようになってしまった。
そして希望という光を真っ直ぐに見つめることを忘れてしまった。

まだ遅くない。

先人の知恵と伝統を改めて見直すことは・・・・・。


ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング
  
Posted by Kangarooman at 23:05Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月10日

絶妙コンビ

クロコダイル(ワニ肉)、バジル、レモン
ワニステーキ2

準備するもの:
ワニ肉、オリーブオイル、塩・コショウ、バジル、レモンのみ。




お肉をスライスして、オリーブオイル、バジル、塩・コショウを入れたマリネ液に15−30分漬ける。

そのあとはマリネ液をフライパンに投入。
強火で液を沸騰させ、次にお肉を入れる。
最初弱火でお肉全体に火を通し、次に強火でお肉がきつね色になったら出来上がり。

お肉をペーパータオルに置いて1−2分冷ましてから盛りつける。

ワニステーキ
盛りつけたら、レモン汁をかける。




これも低脂肪・高タンパクのクロコダイルステーキ。

バジルとレモンの混じったニオイと、やや歯ごたえのある鳥肉のような感じが微妙にマッチした風味を醸し出してくれる。

美味い!!!

カンガルーマンの健康管理とスタミナに欠かせないレシピの一つだ。

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング

  
Posted by Kangarooman at 10:39Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月07日

オーストラリアーその4

今回のもう一つの目的であるカミさんの卒業式。
卒業式
卒業式の案内が出ている。




卒業式2


学長から授与される博士号。

これまでの努力が実を結んだ瞬間だ










卒業式3


手にしているのは授与された博士号。

この変な帽子とワイン色のガウンは博士号取得者だけに許されている。









パーティ
卒業式が終わってから友人宅(アパートホテル)でお祝いのパーティ。




パーティ2

多くの友人達が駆け付けてくれた。




パーティ4
リビングからみたダーリングハーバー。





パーティ3
窓際から見たダーリングハーバー。





ということで忙しいオーストラリアの旅は終了した。

相も変わらず観光とはほど遠いオーストラリア旅行だが、そのたびにオーストラリアの現状を垣間見れるのが楽しい。

次はビーチバレーコートの前のホテルに滞在して、1週間ほど毎日ビーチバレー三昧のオーストラリア旅行を楽しみたいものだ。

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング

  
Posted by Kangarooman at 22:01Comments(0)TrackBack(0)

2010年10月04日

オーストラリアーその3

オーストラリアに行くたびに会っている頼りになる友人達。

パスタとピザレストランで再会。
Necef, Ned & Pam

30年も付き合っていると兄弟みたいな感覚となってくる。




Pizza
具がタップリのピザ。
半分しか食べられなかった。残りは当然翌日のランチとなった。



Necef
友達の一人はトルコ系オーストラリア人で、食後に自宅でトルコティーをふるまってくれた。



そして夜が更けるまで思い出話し、日本のこと、オーストラリアのこと、政治経済、ビジネス等々・・・・・延々と話の尽きる事のない時間を過ごした。

こうして4日目が終了。

翌日はいよいよカミさんの卒業式だ。

次回に続く・・・・。

ランキング挑戦中
励みの応援クリックをお願いします。
ブログランキング

  
Posted by Kangarooman at 19:42Comments(0)TrackBack(0)