カンガルーマンは何故ルーミート(カンガルー肉)を主蛋白源としているのか?
ヘルシーで安全ということもあるのだが、もう一つ大きな理由がある。
それは、ルーミートと他食肉との決定的な違いがあるからだ。
ルーミートは低脂肪、高蛋白、低コレステロール、高鉄分という特徴を持っている。
しかし、ルーミートの脂肪にはさらに隠された秘密がある。
ルーミートの脂肪含有量はもともと非常に低い(部位に関わらず1−2%)のだが、その少ない脂肪の40%が多価不飽和脂肪酸で構成されている。これまでのオーストラリアの専門機関による研究でルーミートに含まれている多価不飽和脂肪酸がルーミート中心の食生活を実践している人々の生活習慣病(高血圧、心臓病、脳梗塞等)を予防する働きがのあることが証明されている。つまり、低脂肪、高多価不飽和脂肪酸、低コレステロール、高蛋白の組み合わせがトータルな形で生活習慣病を予防しているとのことだ。
ルーミートと他食肉(赤身部分)との脂肪酸比較(%)
|
飽和脂肪酸 |
一価不飽和脂肪酸 |
多価不飽和脂肪酸 |
リノール酸 |
アラキドン酸 |
ラム |
40 |
40 |
10 |
5 |
1 |
ビーフ |
40 |
42 |
9 |
4 |
1 |
ポーク |
33 |
34 |
25 |
18 |
4 |
鶏 |
40 |
24 |
36 |
15 |
4 |
ルーミート |
28 |
19 |
38 |
25 |
9 |
The modern western diet---The exception in man’s diet by Dr. Kerin O’dea
オデア博士論文より抜粋
レポートによると、これらの多価不飽和脂肪酸、リノール酸、アラキドン酸の含有量がポイントだと言うことだ。
これまで20年以上に継続してきたルーミート中心の食生活があるからこそ今でもビーチバレーと水泳に励めるのだろう。
というか、ビーチバレー、水泳、ルーミート中心の食生活の相乗効果なのだろう。
体が軽いというのは実に気分がいい。
この気分の良さを多くの方達に体験して欲しいのだが、それがなかなか難しい。
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