カンガルーマンはこのところやや落ち込んでいる。
この数日間その原因を探していたのだがなかなか見つけることができなかった。
・仕事は比較的上り調子で、希望に満ちている。
・医者にタバコを止められたが相変わらずとても元気だ。
・食欲旺盛。睡眠は少し減っているが寝つきは良い。
・ビーチバレーも楽しくやっている。
・夏大好き人間だから、気温が上がることはうれしいくらいだ。
・友達やカミさんとの関係も良好。
ということで、落ち込む理由が見当たらないのだ。そこで帰りの電車の中で再度考えてみた。
この落ち込みの原因は、最近の日中関係の問題と日本の将来を考えていることにあるらしいことに気付いた。
政治家でも学者でもないくせにこれらの事を考え始めると、気持ちが暗くなっていくようだ。うーん、暗くなるのだから、これはどうしようもない。
先週、カンガルーマンが属している中国の専門家が集まる勉強会に参加した。勉強会が終わって帰る頃には超楽観論者のカンガルーマンが日中関係については悲観論者に変わって行くのが感じられた。
カンガルーマンの精神衛生と健康のためにも日中の指導者たちは双方とも大きな、広い心でアジア人のためのアジアを作り上げてくれ。ケツの穴の小さい、了見の狭い主導権争いにうつつをぬかしてアジアの将来を危うくしないでくれ。
日中が力を併せれば、確実に21世紀はアジアの世紀になるはずだ。